筋トレ・ヨガグッズが部屋を圧迫?1人暮らしのトレーニング用品収納アイデア

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一人暮らしの部屋で、健康や理想のボディラインのためにトレーニングを始める方は多いのではないでしょうか。
ヨガマットやダンベル、トレーニングチューブなど、やる気とともにアイテムを揃えていくのは楽しい時間です。
しかし、気づけばトレーニンググッズが部屋のあちこちに置かれ、スペースを圧迫してしまっている、ということはありませんか?

物が増えて部屋が散らかっているとなんだか落ち着かない気持ちになったり、トレーニングを始めるのが億劫に感じられたりすることもあります。
また、出しっぱなしのグッズに足をぶつけてしまったり掃除がしにくくなったりと、日々の生活に小さなストレスを与えているかもしれません。

この記事では、そんな一人暮らしの方のお悩みを解決するために限られたスペースを有効活用し、筋トレやヨガのグッズをすっきりと片付けるための収納アイデアを具体的にお伝えします。

収納の基本から便利アイテムの活用法まで、すぐに試せるヒントが満載です。
あなたのお部屋とトレーニングライフが、もっと快適になるお手伝いができれば幸いです。

目次

なぜ?一人暮らしの部屋でトレーニンググッズが散らかる原因

トレーニング用品は意外と種類が多い

トレーニングを始めるときはヨガマット一枚あれば十分、と考えていたかもしれません。
しかし、トレーニングに慣れてきたり新しい目標ができたりすると、自然とアイテムは増えていくものです。
例えば、ヨガやストレッチにはヨガマットやフォームローラー、ヨガブロックが必要になります。

さらに筋力アップを目指すようになると、重さの違うダンベルやケトルベル、トレーニングチューブやバンドなどが加わるでしょう。
有酸素運動を取り入れるなら、縄跳びなども選択肢に入ります。

これらは一つ一つを見るとそれほど大きくないように感じますが全てが揃うとかなりの体積となり、収納場所を確保するのが難しくなります

特に一人暮らしの限られた収納スペースではこれらのアイテムが床や棚を占領し、部屋が散らかってしまう直接的な原因になってしまうのです。

出しっぱなしの方が楽だと感じてしまう

トレーニング用品が散らかるもう一つの大きな原因は、心理的な面にあります。
毎日トレーニングを続けるぞ、と決意している方ほど、アイテムを「すぐに使える場所」に置いておきたくなるものです。

トレーニングが終わった後、汗をかいて疲れている状態でわざわざクローゼットの奥や押し入れに一つ一つ片付けるのは、正直なところ面倒に感じてしまいます。

「明日もまた使うのだから、このままでいいか」と、ヨガマットを丸めて部屋の隅に立てかけたり、ダンベルを床に置いたままにしてしまったりするのは、よくある光景ではないでしょうか。

この「少しの手間を惜しむ気持ち」が積み重なることで、出しっぱなしが常態化し、部屋全体の散らかりにつながっていきます。
楽だから、という理由が、結果的に快適な空間を損なう原因となっているのです。

まずはここから!トレーニング用品を上手に収納する3つのコツ

使う場所の近くに「定位置」を作る

散らかりを防ぎ、片付けを習慣にするための最もシンプルで効果的な第一歩は、すべてのトレーニング用品に「定位置」、つまり決まった置き場所を作ることです。

物の住所を定めることで、「これはどこにしまおうか」と考える時間がなくなり、無意識のうちに体を動かして片付けられるようになります。

重要なのは、トレーニングを実際に行う場所の近くに定位置を設けることです。
例えば、いつもテレビを見ながらストレッチをするなら、テレビボードの一角や、そのすぐそばにある棚を収納場所にするのが理想的です。

ヨガマットはこのカゴの中、ダンベルは棚のこの段、というように具体的に決めておけば、使った後に自然とそこへ戻す動線が生まれます

この簡単なルールを守るだけで、「とりあえず床に置く」という行動がなくなり、部屋が驚くほどすっきりとした状態を保てるようになります。

「縦の空間」を意識して収納力をアップ

一人暮らしのようにスペースが限られている部屋では、床に物を置けば置くほど、生活できる空間は狭くなっていきます。
そこで重要になるのが、床面積だけでなく、「縦の空間」、つまり壁面を有効に活用するという視点です。

普段は意識しない壁も、工夫次第で絶好の収納スペースに生まれ変わります。
例えば、壁にウォールシェルフ(壁掛け棚)を取り付ければ、トレーニングチューブやタオル、軽い小物を置くスペースが生まれます。

また、床から天井まで伸ばせる突っ張り棒式のラックを利用すれば、ヨガマットを引っ掛けたり、バスケットを設置してアイテムをまとめたりすることも可能です。

このように縦の空間を意識することで、床を全く占有することなく収納力を格段に向上させられます
視線が上に誘導されることで、部屋全体が広く、整理されているような印象を与える効果も期待できるのです。

アイテムの色やデザインを揃えて統一感を出す

部屋をすっきりと見せるためには、物理的な整理整頓だけでなく、視覚的な要素も非常に重要です。
たとえ物がきちんと収納されていても、アイテムの色がバラバラだと、雑然とした印象を与えてしまうことがあります。

そこで試したいのが、トレーニング用品の色やデザインに統一感を持たせるという工夫です。
例えば、これから購入するアイテムを黒やグレー、白といったモノトーンで揃えるだけでも、空間はぐっと引き締まります。

あるいは、お部屋のインテリアに合わせてベージュやパステルカラーなど、テーマとなる色を決めて選ぶのも素敵な方法です。
収納に使うボックスやカゴなども、同じシリーズや同じ色で揃えることで、より洗練された印象になります。

お気に入りの色やデザインで揃えたアイテムは、トレーニングへの意欲を高めてくれるだけでなく部屋全体の美観を向上させ、片付けそのものを楽しい行為に変えてくれるでしょう。

【タイプ別】「見せる収納」と「隠す収納」のアイデア集

おしゃれに飾る「見せる収納」のアイデア

トレーニング用品の中には、デザイン性が高く、インテリアとしても映えるものがたくさんあります。
そういったお気に入りのアイテムは、無理に隠す必要はありません。
むしろ「見せる収納」として積極的に飾ることで、部屋をおしゃれに演出できます。

この方法の最大の利点は常にアイテムが目に入るため、トレーニングへのモチベーションを維持しやすいことです。
例えば、色鮮やかなヨガマットは専用のウォールホルダーを使って壁に掛ければ、まるでアートのようになります。
木製のプッシュアップバーやデザイン性の高いケトルベルなどは、本棚やシェルフの一角に置くだけで、素敵なオブジェに早変わりします。

大切なのは、ただ無造作に置くのではなく、「ディスプレイする」という意識を持つこと
お気に入りのアイテムに囲まれた空間は、トレーニングの時間をより特別なものにしてくれるはずです。

生活感を消す「隠す収納」のアイデア

トレーニング用品が持つスポーティーな雰囲気やカラフルな色合いが、部屋の落ち着いたインテリアと合わないと感じる方もいるでしょう。
そのような場合には、アイテムを視界から完全に隠してしまう「隠す収納」が最適です。

この方法の目的は、生活感をなくし、統一感のあるすっきりとした空間を作り出すことです。
最も手軽なのは、蓋つきの収納ボックスや、天然素材のバスケットを活用すること。
ダンベルやチューブ、ヨガブロックなどの細々としたアイテムをまとめて入れ、蓋を閉めてしまえば、中身が見えることはありません。

また、収納機能がついたスツールやオットマンは、椅子や足置きとして使いながら、中にグッズをしまえる一石二鳥のアイテムです。

クローゼットや押し入れの中に専用のスペースを確保し、トレーニングの時だけ取り出すようにすれば、普段の生活空間を常に美しく保つことができます

収納タイプメリットデメリット
見せる収納・すぐに取り出せて、やる気が起きやすい
・インテリアの一部になる
・ホコリがたまりやすい
・デザインや色を揃えないと雑然とする
隠す収納・部屋がすっきりして生活感が出ない
・ホコリや汚れから守れる
・出し入れが少し面倒になる
・どこに何があるか忘れやすい

部屋の隅々まで活用!デッドスペース収納術

ベッド下やソファ下は優秀な収納スペース

一人暮らしの部屋において、収納スペースの確保は永遠の課題です。
そんな中で見過ごされがちですが、非常に大きな可能性を秘めているのが、ベッドの下やソファの下といった空間です。

ここは普段目につかないため、まさに「隠す収納」を実践するための最適な場所と言えます。
ある程度の広さと高さがあるこのデッドスペースは、特にヨガマットのように平たくて長いものや、フォームローラー、分解できるタイプのダンベルなどを収納するのに適しています。

このスペースを最大限に活用するなら、キャスター付きの薄型収納ケースがおすすめです。
取っ手を引くだけでスムーズに引き出せるため、奥にしまった物も簡単に出し入れできます。

通気性が気になる場合は、不織布タイプの収納袋を使うのも良いでしょう。
部屋の中にあったかさばるアイテムをベッド下に集約するだけで、居住空間を圧迫することなく、驚くほど部屋が片付きます

壁やドア裏を有効活用する

床に物を置くスペースがもうない、と諦めるのはまだ早いです。
視線を少し上に向ければ、壁やドアの裏側といった、新たな収納スペースが見つかるはずです。
これらの場所は、日常生活の中ではほとんど意識されることのない、まさにデッドスペースの代表格です。

このような場所には、「掛ける」または「吊るす」収納が非常に効果的です。
例えば、部屋のドアに引っ掛けるだけで使えるドアフックやドアハンガーを設置すれば、トレーニングウェアやタオル、ゴムチューブなどを掛けておくことができます。

壁に直接、あるいは突っ張り棒などを利用してワイヤーネットを取り付け、S字フックを使えば、自分だけのカスタマイズ可能な収納コーナーが完成します

床のスペースを一切使わずに収納力を増やせるため、部屋を広く見せることができ、掃除が楽になるという嬉しいメリットもあります。

始めるならコレ!収納に役立つおすすめ便利アイテム

ワイヤーネットや有孔ボード

壁面収納を手軽に、そして自分好みに作りたいと考えたときに、非常に頼りになるのがワイヤーネットや有孔ボード(ペグボード)です。
これらのアイテムの最大の魅力は、その高いカスタマイズ性にあります。

S字フックや専用の棚、バスケットといったパーツを自由に組み合わせることで、収納したいトレーニンググッズの大きさや形にぴったり合ったスペースを作り出せます。

例えば、ワイヤーネットにS字フックをかければ、トレーニングチューブや縄跳びなどをスマートに吊るせます。
有孔ボードなら、フックの位置をミリ単位で調整できるため、アイテムが増えたり変わったりしても、いつでも最適なレイアウトに変更することが可能です。

100円ショップやホームセンターで手軽に購入でき、初期投資を抑えながら始められる点も大きなメリットです。
壁を自分だけの機能的な収納ギャラリーに変身させてみませんか。

蓋つきの収納ボックスやバスケット

細々としたトレーニンググッズがいくつもあって、ごちゃごちゃして見える。
そんな悩みを一発で解決してくれるのが、蓋つきの収納ボックスやバスケットです。
これは「隠す収納」の基本とも言えるアイテムで、その効果は絶大です。

ダンベルやグローブ、ヨガブロック、リリースボールなど、形も大きさもバラバラなアイテムを一つの箱にまとめて入れ、蓋を閉めるだけ
たったこれだけで視界から生活感が消え、すっきりとした空間が手に入ります。

積み重ね(スタッキング)ができるタイプを選べば、クローゼットの中などで縦の空間を有効に活用できます。
素材も様々で、丈夫なプラスチック製から、ナチュラルな雰囲気の布製やラタン製まで、部屋のインテリアに合わせて選ぶ楽しみもあります。

ボックスの側面にラベルを貼っておけば、中に何が入っているか一目で分かり、利便性も向上します。

突っ張り棒やS字フック

賃貸住宅で壁に穴を開けられない、でも掛ける収納を増やしたい。
そんなジレンマを解決してくれるのが、突っ張り棒とS字フックという、シンプルながらも強力なコンビです。

この二つを組み合わせることで、これまでデッドスペースだったあらゆる隙間が、便利な収納場所に早変わりします。
例えば、クローゼットの奥の壁と壁の間に突っ張り棒を一本渡すだけで、ウェアやタオルを掛けるためのハンガーパイプが完成します。

家具と壁のわずかな隙間に突っ張り棒を設置しS字フックをかければ、トレーニングチューブやヨガマットストラップなどを吊るしておくのに最適です。

突っ張り棒は取り付けや取り外しも簡単で、場所を移動したくなったときにも柔軟に対応できます。
コストをほとんどかけずに劇的に収納力をアップさせることができる、まさに一人暮らしの収納術における万能選手と言えるでしょう。

まとめ

この記事では、一人暮らしの部屋で増えがちな筋トレやヨガのグッズを、すっきりと快適に収納するための様々なアイデアをご紹介しました。

トレーニング用品が散らかる原因を理解した上で、「定位置を決める」「縦の空間を意識する」「色やデザインを揃える」という3つの基本のコツを実践するだけでも、お部屋の印象は大きく変わるはずです。

さらに、お気に入りのアイテムをインテリアとして楽しむ「見せる収納」と、生活感をなくして空間を整える「隠す収納」を、ご自身のライフスタイルや好みによって使い分けることが、心地よい部屋作りの鍵となります。

ベッド下や壁、ドア裏といった見過ごしがちなデッドスペースを有効活用し、ワイヤーネットや収納ボックス、突っ張り棒などの便利なアイテムを賢く取り入れてみてください。

収納が整うと、部屋が片付いて広く使えるようになるだけでなく、日々の掃除が楽になり、トレーニングへのモチベーションも自然と高まります。

この記事が、あなたの快適で充実したトレーニングライフを実現するための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

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